数々の民話や童話に登場するイタズラ者、狸。

狐と同じく人を化かす動物として知られますが、そのとぼけた風貌からか、より滑稽で愛嬌のある役回りで描かれることの多いキャラクターです。

信楽焼の狸にみられる「狸八相」や、「他を抜く」との語呂から、縁起物として喜ばれる存在でもあります。

カチカチ山や證誠寺の狸囃子、四国の八百八狸など…狸の活躍する作品は枚挙にいとまがありませんが、

可愛らしい化け狸の物語として、真っ先に思い浮かぶのは「分福茶釜」ではないでしょうか?

茶釜に化けた狸が綱渡りをする様子は日本昔話を象徴するシーンの一つといえるでしょう。

吉福社中は、この分福茶釜の伝説が残る群馬県館林市の茂林寺にて、「狸舞」を奉納しております。
腹鼓など、狸らしいおどけた仕草を取り入れた祝い舞です。
参拝客の皆様に愛される茂林寺の新名物となるべく、四季折々に本堂や境内にて奉納を続けています。